運営者プロフィール

はじめまして、HanaGiftologyへようこそ

こんにちは! フラワーギフトと植物のある暮らしを探求するブログ「HanaGiftology」の管理人、「H」です。

数あるサイトの中から、この場所を見つけてくださり、本当にありがとうございます。

このブログは、 「大切な人に、心から喜ばれるお花を贈りたい」 「贈られたお花を、一日でも長く美しく咲かせたい」 そんな、花を愛するすべての方の想いに寄り添うために生まれました。

ここは、私がこれまでの人生で経験してきた、お花との数々の出会い、ギフト選びでの失敗と成功、そして植物を育てる中で得た学びのすべてを詰め込んだ、私の「研究日誌(ology)」であり、あなたと共有する「物語(story)」の場所です。

すべての始まりは、研修先ホテルで出会ったお客様との小さな約束でした

私がこれほどまでに花の魅力と「おもてなし」の奥深さに気づかされたのには、忘れられない一つの体験があります。

あれは、ホテル専門学校に通っていた頃。憧れだった有名なホテルでの6ヶ月間にわたる研修に参加していた時のことです。

教科書で学んだ華やかな世界とは裏腹に、現場は想像を絶するほど多忙で、厳しいものでした。一流の先輩方のスピードについていけず、失敗を繰り返す毎日。「自分は、おもてなしの仕事に向いていないのかもしれない…」そんな無力感に苛まれ、私はすっかり自信を失っていました。

そんなある日、ロビーで所在なく立っていた私に、一人のお客様が困った顔で話しかけてこられました。

「もうすぐ彼女の誕生日なんだけど、何を贈れば喜んでくれるかな…?」

マニュアル通りの定型文しか口にできなかった私にとって、それはあまりに人間味あふれる、不意の質問でした。

何かお役に立ちたい。でも、気の利いた答えがすぐに出てこない…。その時、ふと頭に浮かんだのが、自宅のベランダでささやかに育てていた花たちのことでした。

「あ、あの…お花、なんていかがでしょうか」

我ながら平凡な答えだと思いましたが、お客様は「花か、いいね!でも、どんな花がいいんだろう?」と、真剣な目で私に問い返してこられたのです。

その瞬間、私の心に小さな火が灯りました。 「分かりません」では終わらせたくない。このお客様のために、私にできる最高の答えを見つけたい。

その日の業務を終えた私は、家に飛んで帰ると、夢中でフラワーギフトについて調べ始めました。

季節の花、それぞれの花が持つ「花言葉」、色の意味、贈る相手の年代や関係性に合わせた選び方…。知れば知るほど、花の世界は奥深く、魅力的に満ちていることを知りました。それは、自信を失っていた私にとって、久しぶりに心から「楽しい」と思える時間でした。

そして次の日。私は、出勤前のあのお客様をロビーで探し出しました。

「昨日の件ですが、お調べしました。もし彼女が明るく元気な方なら、希望という花言葉を持つガーベラがおすすめです。もし、感謝を伝えたいなら…」

用意してきた情報を一生懸命に伝えると、お客様の表情がぱっと輝き、「すごい!ありがとう!君のおかげで、最高のプレゼントが選べそうだ。本当に助かったよ」と、心からの笑顔で言ってくださったのです。

その言葉と笑顔が、それまでの私の挫折感や劣等感をすべて吹き飛ばしてくれました。

マニュアル通りのサービスではなく、一人の人間のために知識を尽くし、心を込めて提案すること。それこそが、私が本当にやりたかった「おもてなし」なんだって思いました。そして、接客や相手に心を込めて贈る花「フラワーギフト」の良さに初めて心の底から気づけた瞬間でもありました。

この小さな成功体験が、私の人生の羅針盤となりました。そして、「かつての私のように、ギフト選びに悩む人の役に立ちたい」「花が持つホスピタリティの力を、もっと多くの人に伝えたい」という情熱が、この「HanaGiftology」を立ち上げる原動力となったのです。

私のフラワーギフト哲学と経験:数字だけでは語れない“感情価値”を求めて

これまで、私は幸運にも、様々な想いで育てられた花たちと触れ合う機会に恵まれました。その一つ一つが、私に新たな発見と、忘れがたい教訓を与えてくれます。

私のお花遍歴が教えてくれたこと

研修後、改めて自分の部屋で育て始めた一鉢のミント。すぐに元気がなくなり、一度は枯らしかけてしまいました。この失敗が、私に命を預かる責任と、土や水、光といった基本的な要素の大切さを教えてくれました。

またある日、母の誕生日にオンラインショップで注文したカーネーションが、サイトの写真とあまりに違う姿で届き、がっかりしたことがあります。この経験が、誠実な作り手を見極めることの重要性と、写真だけでは伝わらない品質の見極め方を学ぶきっかけとなりました。

こうした一つ一つの経験が、私の血肉となり、花やギフトを選ぶ上での独自の価値基準を形作っていきました。

私が感じた「性能価値」より「感情価値」の重要さ

経験を重ねる中で、私が花やギフトに求めるものが次第にハッキリとしてきました。 それは、価格や大きさといった「スペック」以上に、贈る人と贈られる人の感性に深く訴えかける「感情価値」とも言うべきものです。

色彩とストーリー

ただ「赤い」だけでは不十分です。朝日を浴びた時の赤なのか、夕暮れに沈む時の赤なのか。そしてその色が、どんな花言葉や物語を持っているのか。色の奥にある文脈こそが、心を揺さぶります。

香りと空気感

部屋の扉を開けた瞬間、ふわりと空間の質を変えてしまう香り。その香りが呼び覚ます、懐かしい記憶や幸せな感情。目には見えない香りの力こそ、花の持つ魔法の源泉です。

質感と生命感

ベルベットのように滑らかな花びらの手触り。日に日に伸びていく茎や、新しく芽吹く葉の姿。そうした命の息遣いを感じるディテールが、日々の触れ合いを豊かなものにしてくれます。

デザインと心遣い

なぜこの花とこの葉を組み合わせたのか。このラッピングの色やリボンの結び方には、どんな想いが込められているのか。デザインの奥にある、贈り主や作り手の哲学や心遣いを読み解くことも、大きな喜びの一つです。

こうした、スペックシートには決して現れない部分にこそ、その花の本当の価値や、作り手の魂が宿っていると、私は信じています。

HanaGiftology の編集哲学:読者のあなたへ、3つの誓い

「HanaGiftology」を運営するにあたり、読者の皆様に3つのことをお約束します。 これは、当ブログの編集方針であり、私自身の決して揺るがない誓いでもあります。

1. 徹底したリサーチに基づく、正確で信頼できる情報

なぜなら、相手のいる贈り物や、命ある植物を扱う上で、一つの情報の間違いが、読者にとって大きな後悔や悲しみにつながりかねないことを、私自身がよく知っているからです。 そのため、不確かな噂や個人の思い込みに頼ることは決してありません。育て方などの専門情報については、可能な限り植物園や関連協会、研究機関などの情報源を確認し、記事の透明性を確保します。

2. 実体験と五感に基づいた、リアルな視点

なぜなら、花はデータの上ではなく、私たちの暮らしの中でこそ、その真価を発揮するものだからです。 完璧な照明の下で見た花の色と、自宅の窓辺で見た時の色の違い。静かな店内で嗅いだ香りと、雨上がりのベランダで香る匂いの違い。そうした教科書には載っていない「生々しい情報」こそ、何より価値があると信じています。成功談だけでなく、失敗談も正直に分かち合います。

3. 初心者から愛好家まで楽しめる、分かりやすい解説

なぜなら、素晴らしい知識や感動は、独占するものではなく、共有することで何倍も楽しく、豊かになるものだからです。難しい専門用語の壁を取り払い、「なるほど、そういうことか!」と思っていただける発見の瞬間を、一つでも多く作りたいのです。花の世界への第一歩を踏み出す方には親切なガイドとして、そして深い知識をお持ちのベテランの方には新たな視点を提供する対話相手として、誰もが知的好奇心を満たせるコンテンツを目指します。

この場所を、あなたと共に創るために

このブログは、私一人が完成させるものではありません。 あなたのコメント、あなたの植物の物語、あなたが感じた素朴な疑問、その一つ一つが、この「HanaGiftology」をより深く、より多角的で、より豊かな場所に育ててくれます

ですから、どうか遠慮なさらず、あなたの声をお聞かせください。

「この記事、参考になったよ!」 「〇〇という花について、もっとこんな情報が知りたい」 「うちの子(植物)が、こんなに綺麗に咲いたよ!」

どんな些細なことでも構いません。 あなたからのメッセージが、私にとっては何よりの執筆の原動力となります。

あなたの育てた花の小さなつぼみ、大切な人に贈った花束、どんな写真やエピソードも心から楽しみにしています。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

これから「HanaGiftology」を、あなたと共に最高の場所にしていけることを、心から願っております。

運営者情報

  • ハンドルネーム: 「H」

  • 好きな花の種: 勿忘草(ワスレナグサ)(花言葉:私を忘れないで、真実の愛)。小さな青い花が健気に咲く姿と、その切ない花言葉の裏にある深い愛情の物語に、いつも心を惹かれます。

  • いつか育ててみたいフラワーギフト: 自分で種から育てたスイートピーだけを束ねた、香りのブーケ。門出という花言葉を持つこの花を、大切な友人の新しい挑戦を応援するために、いつか贈るのが夢です。

お問い合わせ: こちらのフォームから

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